こんばんは。滋賀県守山市のうえだ整骨院です。
先週の豪雨で西日本の各地に大きな被害がでているようです。
今週になってからは天気が一転して厳しい暑さになっています。
被害に遭われた方々、復旧に尽力されている方々が体調など崩されませんように。
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前回は スポーツ選手の肩の痛み への対処として
アイシング と ストレッチ について話しました。
今回は、再発防止のためのトレーニング について簡単にご説明します。
肩の痛みを訴えている患者さんのプレーしているスポーツ(テニス・バドミントン・バレー)に
共通していることがあります。
それは、遠心力 です。
スパイク・スマッシュの際に腕を思い切り振ると 遠心力 が働いて、
肩が引っ張られます。
腕だけでもそうですが、ラケットを持つとより大きな力で引っ張られます。
そうすると、肩のインナーマッスルに大きな負荷がかかってしまい、負傷するのです。
アイシングやストレッチでせっかく痛みが引いてきても
プレーに復帰すると痛みが再発するという声をよく聞きます。
せっかくアイシングによる炎症の消失・ストレッチによる筋肉の柔軟性の向上があっても
筋力のアップがないため、負傷前と同じ負荷がかかると同じように傷めてしまうのです。
ですので、当院ではアイシング・ストレッチで痛みが引いてくると
肩のインナーマッスルトレーニングをしてもらいます。
肩のインナーマッスルの働きは
上腕骨を肩甲骨の受け皿にしっかり引きつけること
なので、遠心力に耐えるだけの筋力を獲得するのが目的です。
痛みの出ている場所によって、いろいろトレーニング法は違うのですが、
今回はインナーマッスル全般を鍛えるトレーニングをご紹介します。
① 両腕を横に水平に挙げます(水平がきつい場合はあげられる高さまで)
② 挙げた腕のひじ、手首、指先をまっすぐ伸ばします(一本の棒のように)
③ 腕をまっすぐ伸ばしたまま、肩を軸にして手の先で円を描くように回します
(腕の軌道は 肩を頂点にした円錐 を描くように)
④ 前回し10回、後ろ回し10回 行います
※注意点※
回している最中に痛み・だるさなどがあれば、痛み・だるさのなくなる高さまで下げて下さい
上記の説明でわかりましたか?
余裕があれば、2セット・3セットと回数増やしてもらっても構いません。
一度お試しくださいね。 ⦅>(^―^)<⦆