こんばんは。滋賀県守山市のうえだ整骨院です。
当院のある守山市では、8月の末頃から朝晩の過ごしやすい日が続いています。
9月に入ってからは、夜に窓を開けていると寒く感じるようになってきました。
もう一度暑くなるのでは?と警戒していますが、果たしてどうでしょうか?
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前回に続いて、治るために必要なこと のお話をします。
前回は、①適切な処置を受けること と
②医療者に任せきりにせず、自分自身で努力すること を挙げました。
今回は、2つのうちの ①適切な処置を受けること について、当院の考え方を説明します。
ホームページ内でも何度も述べていますが、痛みがでてくるにはいろいろな原因があります。
そして、たいていの場合その原因は痛んでいる場所だけにあるものではありません。
例えば、膝の痛い患者さんの場合を考えてみます。
・病院で『半月板がすり減っている』と言われた
⇒身体のほかの部分のバランスの崩れから膝に負担がかかって起こっている可能性があります
・走っている時によく膝が痛くなる、よくひねる
⇒身体のバランスの崩れから足の着地や蹴りに偏りが出て起こっている可能性があります
・たまたまボールか何かが飛んできて、膝にぶつかって痛む
⇒これは、ぶつかったことが原因なので痛んでいる膝を処置します
ただ、膝をかばうことでお隣の関節である足首や股関節、腰に悪影響がないかを考えます
簡単な例ですが、痛むところへの処置だけでは治らないことが往々にしてあるのは、
こういった身体のほかの部分からの影響を受けていることがあるからです。
当院がベースにしている構造医学では、
顕病 、 潜病 、 未病
という考え方を用います。
痛いところだけの処置では、氷山の一角である顕病への対応にすぎません(しかも不完全な)。
当院の考える 適切な処置 とは
顕病(表に現れている症状・原因) だけでなく、潜病(隠れている症状・原因) も平癒させ、
未病(これから起こりうる症状) の予防 も考えた処置のことです。
適切な処置が実施できるよう、精進せねば(^-^)g