こんばんは。滋賀県守山市のうえだ整骨院です。
2週続けての週末の台風&大雨。各地の被害がないよう祈ります。
当院のある守山市では、このあいだの月曜日は幼稚園や小中学校が暴風警報で休みになりました。
今度の月曜日はそんなことにはならなさそうでほっとしています。
- - - - - - - -
先月から来られている60代の男性患者さん。
背中全体が痛くて、寝ても起きても息苦しさがとれないとのことで、
2~3年前からいろんな病院・整骨院・整体院などを転々とされていたそうです。
ある総合病院ではMRI検査もされたそうですが、原因ははっきりせず、
毎日背中じゅうに湿布を貼りまくっておられました。
初診時、全身のバランスをチェックしてみると案の定、歪みがあり、
そこから息苦しさなどの 呼吸器系の不具合 が起こっていると判断しました。
来院時の施術として、
骨盤のバランスを整えながら、背部の筋緊張をゆるめ、肋椎関節の潤滑を高めます。
このことによって、肋骨の動きが良くなり、呼吸が楽になられたようでした。
あとは、セルフケアとして
肩甲骨から背中を大きく動かす日々のエクササイズを説明し、実際に練習してもらいました。
ほぼ1ヶ月経った4~5回目の来院時には『ずいぶん寝やすくなった』と喜んでおられました。
レントゲンやMRIなどの画像診断は骨折の有無を調べたり、靭帯や半月板の損傷を調べたりするには
大変有効な手段です。
しかし、その一方で潤滑不全や歪みには必ずしも有効とはいえません。
当院では、一般的な治療・施術とはまた違った、別の角度からもアプローチするようにしています。
今回は、潤滑を高めてやることでうまく回復されてきています。
なかなか良くならないと困っておられる症状も、見方を変えることで変化することもあります。
あきらめず、がんばりましょう!